開閉方法

ここではバタフライ弁の開閉方法について説明します。レバー式とギヤ式の2種類あるので、それぞれの特徴をご参照ください。

バタフライ弁の開閉方法は2種類

レバー式の仕組み

レバーを90度押し引きすることで、バタフライ弁の軸が動いて開閉します。操作が簡単なので開閉に時間がかかりません。バルブが小径の場合に使用されることが多いです。

レバー式のメリット

レバーを押したり引いたりするだけなので、操作が簡単ですぐに開閉が可能です。また、レバーの角度をパッと見ただけで開閉度がわかるので、流量調整が容易にできます。

レバー式の注意点

バルブが大径の場合、レバーが重くなるので押すときに力が必要です。そのため、大径の場合はレバー式ではなくギヤ式が用いられています。また、レバーに誤って接触してしまうと開閉することがあるので、開閉しないときはレバーを取り外しておくようにしましょう。

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ギヤ式の特徴

ハンドルを回して開閉するタイプです。ギヤが内蔵されていることで、ハンドル軸の回転方向をバルブ軸に変えます。開閉のときに力が必要な、大径のバルブに使用されています。

ギヤ式のメリット

ギヤ式はハンドル軸の回転方向をバルブ軸に変換するので、方向転換にあわせてギヤ比を調整します。開閉に必要な大きな力を、ハンドルを回す小さな力で開閉が可能です。そのため、バルブが大径の場合はレバー式よりギヤ式が重宝されます。

ギヤ式の注意点

レバー式は90度の開閉で良いのに対し、ギヤ式はハンドルを何回も回さなければなりません。そのため、開閉に時間がかかります。また、長い間バルブを開閉しないとギヤが固まって開閉できなくなることがあります。特に、屋外に設置されているバルブは注意しましょう。

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