ここではバタフライ弁の開閉方法について説明します。レバー式とギヤ式の2種類あるので、それぞれの特徴をご参照ください。
レバーを90度押し引きすることで、バタフライ弁の軸が動いて開閉します。操作が簡単なので開閉に時間がかかりません。バルブが小径の場合に使用されることが多いです。
レバーを押したり引いたりするだけなので、操作が簡単ですぐに開閉が可能です。また、レバーの角度をパッと見ただけで開閉度がわかるので、流量調整が容易にできます。
バルブが大径の場合、レバーが重くなるので押すときに力が必要です。そのため、大径の場合はレバー式ではなくギヤ式が用いられています。また、レバーに誤って接触してしまうと開閉することがあるので、開閉しないときはレバーを取り外しておくようにしましょう。
ハンドルを回して開閉するタイプです。ギヤが内蔵されていることで、ハンドル軸の回転方向をバルブ軸に変えます。開閉のときに力が必要な、大径のバルブに使用されています。
ギヤ式はハンドル軸の回転方向をバルブ軸に変換するので、方向転換にあわせてギヤ比を調整します。開閉に必要な大きな力を、ハンドルを回す小さな力で開閉が可能です。そのため、バルブが大径の場合はレバー式よりギヤ式が重宝されます。
レバー式は90度の開閉で良いのに対し、ギヤ式はハンドルを何回も回さなければなりません。そのため、開閉に時間がかかります。また、長い間バルブを開閉しないとギヤが固まって開閉できなくなることがあります。特に、屋外に設置されているバルブは注意しましょう。
バタフライ弁の開閉方法をはじめ、様々なバルブを扱っているおすすめメーカーを紹介しています。バタフライ弁の導入を検討されている方は、下記のページをご確認ください。
オーケーエム
クボタ
KITZ(キッツ)
※2022年1月に「バタフライ弁」「バタフライバルブ」「バタ弁」で検索し、該当した上位30社を調査した際の情報を基にしております。「オーケーエム」は創業年数と専門性、「KITZ」は取り扱うバルブの種類、「クボタ」は水道用バタフライ弁の取り扱い数がそれぞれ最も長い・多いため選出しました。