日弁特殊工業は1989年に設立した会社です。奈良県に本社を置いており、水道、農業用や産業用の各種バルブの製造販売を実施。バタフライ弁のほかにも減圧弁やストレーナ、伸縮管、特殊弁など幅広い製品をラインアップしており、「動力ではなく流体力を活用した駆動」であるのが製品の特徴。製品はすべてステンレス製のため、高耐食・高耐久であるのもメリットです。
水道や農業向けのバルブ製品を扱っている日弁特殊工業では、低騒音型のバタフライ弁も開発しています。独自の構造によって低騒音を実現しており、特許を申請中(2022年12月時点、公式サイトより)。また、同様の構造で吐出騒音を低減したバタフライボールタップも開発しています。
住宅地近隣など、キャビテーション問題に悩んでいる場合は日弁特殊工業へ相談してみるのがおすすめです。
日弁特殊工業は低騒音型のバタフライ弁などを製造している会社です。
さて、貴社がバタフライ弁を導入される理由は何でしょう。バタフライバルブと一口に言っても、素材や口径の異なるものが多彩に存在する市場。取り扱う製品が会社で異なるため、目的に応じた会社選びをする必要があります。声をかけたい会社を目的別にピックアップしてご紹介します。
定水位弁として配水池や減圧水槽などで用いられており、上水道や工業用水、農業用水などの用途におすすめ。水位の変動に応じて弁が作動する仕組みになっており、閉切り時の弁動作がおだやか。ウォーターハンマー減少がほとんど発生しません。さまざまな形式での使用が可能なため新設・既設を問わないのもメリットです。呼び径はφ40mm~となっています。
基本的な構造や性能はバタ式フロート弁と同様ですが、H-L制御ではH・W・Lから流入する水位差を設定しながら水の入替えを行えます。呼び径はφ40mm~。
従来のバタフライ弁がもつ、キャビテーション問題を解消する構造を採用しています。具体的には弁体に半球状の突起を備えており、片側の流路を狭くなるように設計。大きな流速差を生じさせないことで低騒音を実現しています。住宅地近隣や配水槽、受水槽などで使用可能。こちらも呼び径はφ40mm~です。
なお、日弁特殊工業では低騒音型バタフライ弁構造を採用した「低騒音型バタフライボールタップ」も開発。フロートの浮力と自重でバルブを開閉するしくみになっており吐出量が多く低騒音であるのが特徴。広範囲な水位設定が可能です。また、配管から取り外すことなくメンテナンスを行えます。
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オーケーエム
クボタ
KITZ(キッツ)
※2022年1月に「バタフライ弁」「バタフライバルブ」「バタ弁」で検索し、該当した上位30社を調査した際の情報を基にしております。「オーケーエム」は創業年数と専門性、「KITZ」は取り扱うバルブの種類、「クボタ」は水道用バタフライ弁の取り扱い数がそれぞれ最も長い・多いため選出しました。