バタフライ弁を設置する配管には、結露が発生します。結露による老朽化や破損などを防ぐためにも、結露に強いバタフライ弁を使用しましょう。ここではバタフライ弁に結露が発生する原因と結露の影響、製品事例などを紹介します。
バタフライ弁に結露が発生するのは、配管そのものに結露が発生することが原因です。配管の結露の原因は以下の3つです。
配管の断熱材や保温材がしっかりと効果を果たしていなかったり、配管が面積の広い場所や天井の高い場所に設置されていたりすると、結露が発生しやすいです。
バタフライ弁の結露があると、腐食や劣化が進む可能性があります。結露すると、バタフライ弁を含めて配管の表面は濡れている状態です。その状態が長く続けば、水分による影響で腐食や劣化が発生するのです。
特に、炭素鋼・ステンレス鋼・硬質塩化ビニルを素材に使用した配管やバタフライ弁は、とても錆びやすいです。
さらに、バタフライ弁の結露が設備や機械を伝って電気系統に入り込んでしまうと、漏電の可能性もあります。漏電すると電気系統すべての影響を与え、稼働が行えなくなるだけでなく、電力の消費量が増加して電気料金のアップにもつながります。結露を繰り返すたびに、腐食や劣化が進行します。
また、結露が発生することで周辺の温度や湿度が上昇すると、建物全体に影響を与える可能性も考えなくてはありません。結露が蓄積されていくと、カビ・雑菌が繁殖し、それを仕込んだ人々の健康にも影響を与える恐れもあります。
幅広い配管の設置環境に対応したバタフライ弁です。アルミ合金製ボデーなので、軽量で配管作業も容易。保温工事もしやすいロングネックと、省スペースなショートネックの2種類を取りそろえています。また、ロングネックは結露防止仕様です。
アルミボディを使用した、軽量で経済的なゴムシートバタフライ弁です。ステンレス製のロングネットなので、結露にも強く保温施工を行いたい配管にも適しています。
アルミ弁箱とネック部ステンレス鋼を一体化しており、結露防止に強いのが特徴です。流体接液部は、腐食性に優れており、長寿命。弁体にはステンレスを、シートには耐久性があるゴム材を使用しています。
バタフライ弁を設置する配管は、結露が生じることも多いです。結露によるダメージはバタフライ弁にもおよび、腐食や老朽化で短期間での交換や修理が必要になってしまいます。結露に強いバタフライ弁を活用し、長く安定して稼働できるように工夫が必要です。
以下ページでは、結露に強いバタフライ弁以外にも、バタフライ弁に関するさまざまな情報を紹介しています。状況に合わせたバタフライ弁をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
オーケーエム
クボタ
KITZ(キッツ)
※2022年1月に「バタフライ弁」「バタフライバルブ」「バタ弁」で検索し、該当した上位30社を調査した際の情報を基にしております。「オーケーエム」は創業年数と専門性、「KITZ」は取り扱うバルブの種類、「クボタ」は水道用バタフライ弁の取り扱い数がそれぞれ最も長い・多いため選出しました。