TLV(株式会社テイエルブイ)は1959年に創業した蒸気関連機器の専門メーカーです。創業当初は「世界一のスチームトラップを開発する」という目標を掲げていましたが、プラントが抱えるさまざまな悩みや課題を知り「プラントに安心を提供する」というビジョンへ変化。石油精製や食品、一般化学、薬品、化粧品など、幅広い産業へ製品を提供しています。
バルブも多数取り扱っており、1975年にはボールバタフライバルブを発売。ボールバルブの気密性とバタフライバルブの回転機能を掛け合わせた製品をラインアップしています。
TLVで扱うバタフライ弁には「ボールバタフライバルブ」「電動ボールバタフライバルブ」「空気動ボールバタフライバルブ」があります。
TLVのボールバタフライバルブは独自の構造になっており、操作性・シール性・耐久性に優れているのが特徴。バタフライバルブのようにスピンドルを貫通させたボールバルブです。
TLVでは技術相談や商品選定の相談に電話で対応する「技術110番」を設置しています。「省エネルギー化したい」「どの商品を選べば良いかわからない」といった場合に利用可能。また、クレームやトラブルにも24時間体制で対応してくれます。バタフライ弁の選定や疑問も相談できるため、不安のある方は利用してみると良いでしょう。
独自のシール機構によって気密性をアップさせた手動式のバタフライ弁です。蒸気配管などの過酷な環境でも長期間使用可能。グランド部には特殊グランドシールを採用しているため長期間の増し締めは必要ありません。水や温水、空気、蒸気配管などの用途に向いています。
電動アクチュエーターを搭載したバタフライ弁。蒸気輸送配管などの自動遠隔操作や自動制御が可能。ボールバタフライ構造によって長期間にわたって高いシール性を確保できます。なお、停電時には手動操作が可能。弁の開閉にスピードが求められない用途などに向いています。
圧縮空気の圧力で開閉するバタフライ弁です。1秒以内の高速開閉が可能であり、発泡スチロール成型機の蒸気供給弁、防爆域での蒸気ライン・冷却水ラインの閉止・切り替え用などの用途におすすめ。異常時に空気の供給が停止するとスプリングリターンによって閉弁するほか、手動操作も可能です。
あるゴム製品製造会社では、「大型の加硫釜でエア排除が上手くできない」という悩みを抱えていました。エア排除が上手くできないため立ち上げ時間や品質、工数などすべてに悪影響を与えていたようです。
そこで温度と圧力双方を制御する自動制御システムを導入。蒸気用制御弁や空気式制御弁、空気動ボールバタフライバルブなどを導入し、複数個所から短時間で排気することに成功しました。
オーケーエム
クボタ
KITZ(キッツ)
※2022年1月に「バタフライ弁」「バタフライバルブ」「バタ弁」で検索し、該当した上位30社を調査した際の情報を基にしております。「オーケーエム」は創業年数と専門性、「KITZ」は取り扱うバルブの種類、「クボタ」は水道用バタフライ弁の取り扱い数がそれぞれ最も長い・多いため選出しました。